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フェチ(1)

沙亜矢です。

以前書いている途中だった「フェチ」という作品ですが、まだ終わってません。
過去のものを一度載せておきます(ちょっと手直ししてます)。
もちろんそのうち続きを書いて、完成させます。

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きっと僕だけじゃないと思う。
男なら街を歩いているとき無意識に女性の後ろ姿に目が行ってしまうものだ。
僕なんて気に入った後ろ姿があれば、すぐにその後ろを歩いてしまうくらいだ。
おっさんの後ろを歩くより女性の後ろのほうがずっといいに決まってる。
尾行して住まいを突き止めるわけではない。
ただひと時だけでも美しい女性の後ろ姿に癒されたいだけなのだ。
後ろを歩いていると、無意識のうちに女性のボディラインをチェックしてしまう。
時にはスカートから伸びる脚に食らいつきたくなる衝動すら湧き上がってくる。
そして頭の中で妄想が始まる。
どんな顔をしているのだろう?
俺好みの美人なら声をかけようか?
少し足を速めて、追い越す。
そしてさりげなく後ろを振り返って、その女性の顔を確認する。
その結果はいつも同じだ。
毎回がっかりする。
女性には何の罪もないのに舌打ちをしてしまう男性諸氏も少なくないことだろう。
男とは誠に身勝手な生き物だと思う。


僕は自ら認める女性の後ろ姿フェチだ。
キュッと締まったウエスト。
丸みをおびたヒップライン。
歩くと左右に揺れるスカート。
スカートはタイトスカートよりも女性らしいフレアスカートが好きだ。
美しく揺れるスカートは最高だ。
ミニもいいが、膝がギリギリ見えるくらいのほうが僕の好みだった。
そして何よりも大切なことは健康的な脚だ。
やせ細った棒のような脚はごめんだ。
健康的な太ももとふくらはぎ。
そしてそれを支えるハイヒール。
その脚が美しく交叉しながら歩を進めていく。
これにハイヒールのコツッコツッという音が加われば何も言うことはない。
髪はできれば肩甲骨にかかるほどの長さがあったほうがいい。
それだけで僕の股間ははち切れんばかりになる。


僕は自分のルールとして決して女性の顔は見ないことにしている。
この理由は最初に書いた通り、残念な気持ちになることが経験的に分かっているからだ。
美人であっても僕の妄想通りでないとがっかりしてしまうのだ。
僕の妄想通りの女性なんておそらくこの世の中にはいない。
妄想通りの女性というのは好きなタイプとは微妙に違う点が厄介な点だ。
妄想の彼女はまさに僕の妄想の中でだけ生きているのだ。
後ろ姿を見ていると僕の妄想は全開になる。
妄想の中で彼女は全裸になる。
そして彼女は僕のイチモツを咥える。
僕は彼女をバックから挿入する。
彼女の白いヒップは僕の性欲をさらに掻き立てる。
僕は童貞を彼女に捧げるのだ。

毎日毎日一日に何人に対しても、こんな妄想をしているのだ。
おかげでまだ生身の女を抱いたことはない。
すでに成人式を終えているが、童貞なのだ。

あるとき変な考えがよぎった。
そして僕はその考えにとらわれてしまった。
日に日にその考えは僕の中で増殖していくようだった。

自分でスカートを穿けば自分の好きにアレンジできる。
そうすると、僕にとって理想的な後ろ姿になるんじゃないか!
冷静に考えれば馬鹿な考えだと思う。
しかしそのときはそんな考えが頭の中を支配していった。
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