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フェチ(13)

「それじゃ行くわよ」
「えっ!この恰好で?」
「コミュがあるから、こんな恰好したんじゃない。当たり前でしょ」
僕は瑞希に引っ張られるように、外に出た。

会場に着くまでの人々の視線はつらかった。
何してんだ、こいつら?
そんな蔑んだ視線が僕を責めた。

やがて、これだけ化けていると僕だと分かるはずがない。
そんな開き直りのような気持ちになることができた。
そうなると、少しずつ堂々と振る舞うことができるようになっていた。
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00:59 | フェチ | comments (0) | trackback (-) | page top↑