ドリームパラダイス(5)

気がつくと男の指が膣に入っていた。
そしてゆっくりと指を出し入れした。
久樹は物足りなさを感じた。
「...ぁぁぁぁ...指じゃなくてあれを入れてくれ.....」
「もうスケベエな女になったのか、すごい適応力だな」
「...じらさないでくれよ...早く入れてくれ....」
「女らしくお願いしてみろよ。そうでないと白けるだろ?」
「...」
「ならやめてもいいんだぜ」
久樹は躊躇した。

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ドリームパラダイス(4)

男は話をしながらも久樹の身体を撫でていた。
そしてついに男の手が久樹の秘部に滑り込んだ。
「...あああああ......」
久樹は突然の感覚に大声を出した。
「どうだ?クリトリスに触られた感覚は?女が感じるのと全く同じらしいぜ」
男は久樹のクリトリスに刺激を与え続けた。
「あああああ...もう....もう...やめてくれ....おかしくなる....」
久樹は快感で何も考えられない状態だった。
苦しささえ感じた。
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ドリームパラダイス(3)

「ここ、いいかな?」
久樹と同じくらいのサラリーマンっぽい男性だった。
「別にいいよ」
久樹は男のことはほとんど気にせずビールを飲んでいた。
「高校生がビールなんか飲んでいいのかな?」
「いいんだよ、実年齢は余裕で成人なんだから」
久樹は残っていたビールを一気に飲んだ。
それを見た男は店員に声をかけた。
「マスター。僕と彼女にいつものやつ、頼むよ」
出てきたのはカクテルグラスに入った青いカクテルだった。
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ドリームパラダイス(2)

「えぇぇ!」
久樹は思わず声を出してしまった。
鏡に映っていたのはさっき選んだ3番の女性だった。
セーラー服を着た3番の女性が自分のことをじっと見ている。
「どう?気に入った?」
久樹は女の顔を見た。
そのときさっき感じた違和感の原因が分かった。
久樹は178センチあった。したがって女の顔はやや見下ろし気味に見ていたのだ。
しかし今はほとんど同じ高さになっている。
20センチほど低くなったわけだ。
視点の高さの変化を違和感として感じたのだった。

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ドリームパラダイス(1)

「ねえ、女の子になってみない?」
猪上久樹が日曜退屈しのぎに街を歩いていると女にそう話しかけられた。
「えっ?」
(何、言ってんだ、この人?)
不審に思いつつも足を止めてしまった。
「そう、あなた。女の子になってみない?」
久々の獲物だったのだろう。
女は"逃さないわよ"という意志を前面に押し出して迫ってきた。

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生き返ったら(11)

大輔は沙希だった。
この事実を知ってから沙希(正二郎)と大輔(沙希)の距離は一気に縮まった。
それは周りの目からも明らかだった。
沙希(正二郎)は毎日の最初に大輔の来る時間を確かめるのだった。

「ようやく沙希が明るさを取り戻してくれたようだな」
「はい」
「これも大輔くんのおかげだ」
「本当に。あの二人はとても仲がよろしくて羨ましいですわ。沙希ちゃんったら口を開けば"加山先生"ですからね」
一之介と菊枝が沙希(正二郎)を見ながらにこやかに話していた。

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生き返ったら(10)

沙希(正二郎)はその事件のせいで男性恐怖症に陥った。
家族であっても男性が近づくのを極端に恐がった。
男性に身体に触れられるとパニックになり気を失うことすらあった。
学校に行くこともできず、ただただひとりで過ごすことが多くなっていった。
一之介はそういう沙希の状態に心を痛め、何人かの家庭教師を連れてきた。
しかし沙希は誰にも心を開かなかった。
最初は女子大生だったが、そのうち性別に関係なく人当たりのいい人間が来るようになった。
ほとんど反応を示さない沙希にほとんどの人間はひと月持たずに辞めていった。

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生き返ったら(9)

いつものように彰政が正二郎を抱いた。
何回か正二郎の中に出すと疲れたのか、正二郎の横に大の字になって寝ていた。
そこへ信三郎がやってきた。
「彰政、またやってたのか?」
「ああ。でもなんか飽きてきたよ。反応しないし、まるでマグロを抱いてるみたいだ」
「それじゃそろそろ殺ってしまうか」
「精神病院に連れて行くんじゃなかったのか?」
「今さら連れて行って余計なことしゃべられたらそっちの方がヤバイだろう」
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生き返ったら(8)

正二郎が意識を取り戻したとき目の前に彰政の顔があった。
「やっと意識が戻ったようですね。それじゃ始めますね」
正二郎の股間に強い違和感を覚えた。
(入れられてる)
正二郎はそう感じたが、まだ身体が自分の思い通りに動かせるほど回復していなかった。
彰政の動きが止まった。
「全部入っちゃいましたよ、正二郎おじさん。甥の俺にチンポ突っ込まれてる気分はどうですか?気持ちいいでしょ?」
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生き返ったら(7)

彰政がビデオカメラを三脚にセットした。
「よし、それじゃ録画スタートっと」
彰政が下卑た笑いを浮かべて正二郎に近づいてきた。
そして正二郎の猿轡を解いた。
「正二郎おじさん、大変でしたね」
「...彰政くん...助けてくれるのか?」
「だって沙希ちゃんに見えても僕のおじさんの正二郎おじさんなんでしょ?」
「ああ、そうだ」
「ならこんな猿轡も縄も失礼ですよね」
彰政は両手足の縄も解いた。

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生き返ったら(6)

どれくらい時間が経ったんだろう?
1時間も経っていないかもしれないし、数時間経ったのかもしれない。
ひとり身動きできない状態で放置された正二郎にとっては時間の感覚がなくなっていた。
そこに信三郎がやってきた。
「これからお前は精神科に行くんだ」
正二郎には信三郎が言っている意味が分からなかった。
「俺の意図が分からないみたいだな。お前はそこで自分が正二郎だと言うがいい」
正二郎には信三郎の狙いが分かった。
「そうするとお前はおそらくそのまま入院だろう。もしかしたら一生出てこれないかもしれないな」

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生き返ったら(5)

「邪魔な兄貴をやっと消したと思ったのに、今度はその娘かよ」
沙希(正二郎)が桂木家の養女になって一週間ほどしたときに、怪しげな会話を耳にした。
物陰に隠れて聞いているとそれは弟夫婦だった。
「せっかく兄貴の車に細工してうまく逝ってくれたと思ったのに...」
その言葉を聞いて思わず正二郎は飛び出してしまった。
「お前ら、今の話は本当か?」
「沙希ちゃんか...何のことだい?」
「今のお前たちの話は本当か聞いてるんだ」
「仮にも女の子がそんな乱暴な口の聞き方をしちゃいけないな」
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