呪われた肉体(5)

紗也香は顔を逸らして、涙を流した。
「なに泣いてんだよ。お前も気持ちよかったから射精してんだろ?男の欲望なんてチンポ見てりゃ分かるんだからよ。いつまでもそんな顔せずに俺と楽しもうぜ」
内山はそばにあった布で顔を拭いた。それは紗也香が着ていたワイシャツだった。
「それじゃ今度は俺をいかせてもらうぜ」
内山はまた紗也香の股間のペニスに手を伸ばして、刺激を与え始めた。
「さすがに2回も出すとなかなか勃起しないな」
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呪われた肉体(4)

「やめて、お願いだから...」
紗也香になった内山の裸体を見ても、紗也香の股間のペニスは全く大きくならなかった。
「おいおい、せっかく綺麗な女の身体を見てるんだから、チンポを大きくしろよ。そうじゃないと女に失礼だろうが。あっ、そうか。自分の身体だから興奮しないのか」
内山はしなを作って紗也香の脚の間にひざまずいた。
両手で紗也香のペニスを優しく握って刺激を与えた。
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呪われた肉体(3)

紗也香が気がつくと布団の上に全裸で横にされて両手両足をロープで固定され大の字にされていた。
「気がついたか、本物の紗也香さんよ」
そばには紗也香の姿をした女が立っていた。
「あなたは誰なの?どうしてこんなことをするのよ」
「どうせ分かってんだろ?俺はあんたの甘い言葉に騙されて全財産で鞄を買わされた内山寛太だよ」
「ど...どうしたら...こんな...入れ替わることができるの?」
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呪われた肉体(2)

仕方なく紗也香は週明けに内山として出社した。
"工藤紗也香"は休みだった。聞くと故郷の母親が病気のため2週間くらい休むとのこと。紗也香は実家に電話を入れた。
『もしもし』
電話に出たのは病気のはずの母親だった。
「もしもし、私、工藤さんの同僚の内山と申しますが、紗也香さんはおられますか?」
『紗也香はここのところ全くこちらには帰ってませんが』
(えっ、やっぱり嘘?)
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呪われた肉体(1)

工藤紗也香は今、内山寛太の姿になっている。
こうなったのは紗也香自身にもなぜだか分からない。

紗也香が所属する営業部の飲み会があったのが昨夜。
その翌日、朝起きると見知らぬ部屋にいた。
散らかった男臭い部屋。
最初自分の身に何が起こったのか理解できなかった。
身体を起こそうとしたが、これまでのように身軽に起こすことができなかった。
やたらと身体が重い。
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再会(22)

大学卒業と同時に二人は結婚することになった。
すでに恭子(雅和)のお腹には二人の愛の結晶が結実していたのだ。
これは初めての体験のときにできたようだ。
初めて結ばれた時点で二人ともいつかは結婚したいと思っていたのだが、この妊娠が分かった時点で大学卒業後すぐということに決めた。
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再会(21)

雅和(恭子)は恭子(雅和)のキスに応じながら右手で恭子(雅和)の乳首を軽く摘まむように刺激を与えていた。恭子(雅和)は声をあげたかったが、雅和(恭子)の唇で口を押さえられているため、声をあげられなかった。それどころか息も満足にできずに少し苦しくなってきた。恭子(雅和)は身体をよじって雅和(恭子)から逃れようとした。しかし、雅和(恭子)がしつこく唇を合わせた状態のままにするので、なかなか逃れることができなかった。乳首に与えられる快感で気が遠くなるような思いだった。
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再会(20)

雅和(恭子)は優しくキスをして、すぐに乳房に舌を這わせた。
しかし雅和(恭子)にとってはかつての自分とのセックスということで、異常に興奮していて、過去の女性経験なんて何の意味もなくなっており、精神的には童貞と同じだった。
恭子(雅和)は少しは気持ち良さを感じていたが、同じように緊張からかあまり感じることはなかった。
雅和(恭子)は少しすると乳房を舐めながら、恭子(雅和)の股間の溝に指を這わせた。
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再会(19)

何の進展もなく3年の月日が経った。
二人の関係がキス以上の関係には進まなかったのは、そういう雰囲気になっても恭子(雅和)が強く拒絶するためだった。恭子(雅和)には次のステップに進む思い切りがなかなかつかないようだった。

大学4年のクリスマスイブ、雅和(恭子)は恭子(雅和)と都内のホテルのレストランで食事をしていた。雅和(恭子)はスーツで、恭子(雅和)は清楚なワンピースで着飾っていた。
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再会(18)

やがて車は海が遠くに見えるところで停まった。
二人とも口を開かなかった。
何分も何十分もそんな状態が続いた。
恭子(雅和)は居たたまれなくなって口を開いた。
「言いたいことがあるんならさっさと言ってよ」
「...あたしたちが入れ替わってから4年が経つよね」
雅和(恭子)はようやく言葉を発した。恭子(雅和)は言葉の続きを待った。
「その後、あたしは山元雅和としてそれなりに楽しい時を過ごすことができた」
「それはわたしだって」
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再会(17)

その日、恭子(雅和)は雅和(恭子)が綾子と歩いているのを目撃していた。
綾子は親しげに雅和(恭子)の腕に自分の腕を絡ませている。
雅和(恭子)は見てはいけないものを見てしまったような気になり、逃げるようにその場を去った。
家に着き、自分の部屋でひとりになると無性に悲しくなった。
(どうしちゃったんだろう?)
雅和(恭子)と綾子の楽しそうな姿が脳裏にこびりついて離れない。
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再会(16)

その日の夜、雅和(恭子)は見たことのないアドレスからのメールを受け取った。
開けてみるとどうやら綾子のようだった。

山本さんへ
近藤綾子です。私のこと、覚えてくれてました?覚えてもらってたら嬉しいな。明日なんですけど会えませんか?恭子には内緒で。

PS
山本さんのアドレス、恭子に教えてもらいました。最初は教えてくれなかったけど、私の粘り勝ちで山本さんのアドレスをゲットしちゃいました。

(山元っていう字、間違えてる)
そんなことを思いながらも雅和(恭子)は了解のメールを返した。

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