ハッピーバレンタイン(18)

総一郎はさらに義樹の腰を持ち上げた。
「パパ、そこはダメ」
総一郎は義樹の肛門を舐め始めたのだった。
義樹は恥ずかしさでいっぱいになった。
「やめて...パパ...やめて....お願い....」
最初は恥ずかしさだけだったが、やはり肛門を舐められることで快感が襲ってきた。
義樹は総一郎の舌技に完全に翻弄されていた。

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ハッピーバレンタイン(17)

「どうしたんですか、お父様?」
義樹は驚いて総一郎から逃げるように離れた。
「奈々、いや義樹くん、わしは一度でいいから君を抱きたいと思ってたんだ」
「そんなお父様。身体は実の娘さんなんですよ」
「しかし君の頭がつくと実の娘とは思えん。それに奈々の身体になった君はすごく魅力的だ。健康的な男がそんな君を放っておくわけがないだろう。しかも男がそんな状況になっているんだ。興奮せずにはおられんだろ」
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ハッピーバレンタイン(16)

それほど広くない町のため、二人の結婚はあっという間に皆の知るところになった。
首から下が入れ替わった夫婦だということが皆の関心を惹いた。
しかし町で有数の金持ちであり、大きな声でそれを言い立てる者はいなかった。
それでも義樹は自分たちが好奇な目で見られていることがつらかった。
そんな事情など知るはずのない小さな女の子から「花嫁さん、綺麗。わたしもあんなお嫁さんになりたいな」という言葉を聞いたときはとても嬉しかった。
どうしてそんな言葉でこんなに嬉しくなるのか自分でも理解できなかった。
でもその言葉だけで見世物になってしまっただけの結婚式も何とか乗り切ることができた。

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ハッピーバレンタイン(15)

役場によりすぐに婚姻届を出した。
もちろん「婚姻後の夫婦の氏」は「妻の氏」をチェックして提出した。
これで義樹は"柿沼奈々"になった。
奈々は"柿沼義樹"になった。


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ハッピーバレンタイン(14)

義樹は仕方なく奈々にしたがった。
「お父様の部屋の前に言ったら高木くんが声をかけてね」
奈々が歩きながら振り返らずに言った。
「どうして?」
「だって私の声なのは高木くんでしょ?」
「そうね...。どう言えば」
「『お父様、ご相談が』とでも言って。部屋に入ればあとは私が話すから」
義樹は奈々のあとについていった。

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ハッピーバレンタイン(13)

男たちが去った後、義樹はしばらく動くことができなかった。
奈々の身体になると誰かから強く言われると抵抗できなくなってしまう。
そんな自分がいやだった。
それにしてもどうしてあんなに素直に快感に身を任せてしまったのだろう?
もっと抵抗できたはずなのに。
何分経ったか何十分経ったか分からないが、ようやく義樹が起き上がった。

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ハッピーバレンタイン(12)

案の定義樹はホテルに連れて行かれた。
「やめて。私は男よ」
そう言えば解放してくれるかもという甘い期待があった。
「へえ、ニューハーフなんだ。俺、ニューハーフって初めてだ」
義樹の言葉は男たちの性欲の前には何も効果がなかった。
一番安い部屋を選んで義樹を連れ込んだ。
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ハッピーバレンタイン(11)

「あらっ、似合ってるじゃない。それじゃ服は...」
胸元と裾にフリルのついたオフホワイトのキャミソールと同じくオフホワイトのプリーツスカートを出してきた。
義樹が出された服を着るかどうか迷っているうちに奈々はすでに服を着ていた。
ジーパンにセーターと言う簡単な格好だった。
義樹が覚悟を決めてスカートを履くと膝上10センチくらいの短さだった。
「こんなの短すぎるわ」
義樹は抗議したが奈々は無視した。
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ハッピーバレンタイン(10)

月曜日、義樹は奈々と手をつないで登校した。
「義樹、どうしたんだよ?柿沼なんかと本当につきあってるのか?」
「ああ、そうだよ。悪いか?」
「バレンタインのときにはもらったチョコを叩きつけてたじゃないか」
「そうだよ。でも悪かったなと思って謝りに行ったんだ」
「そっか、あいつの家に行って、あいつの家が金持ちだって知ったから逆玉でも狙おうってことか」
「そんなんじゃないよ」
「じゃあどうしてだよ?お前は塩野のことが好きだったはずだろ?」
「いいだろ。どうでも」
義樹は友人のそんな言葉をやり過ごし、奈々と一緒に帰った。


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ハッピーバレンタイン(9)

その日も気づくと縛られローターをつけられていた。
一晩中性感帯を刺激され満足に眠ることもできなかった。
そんな寝たのかどうかすら分からないため、頭はまともに働かない状態だった。
次の日は奈々がある提案をした。
「今日はお互いの名前を入れ替えましょう。私のことは義樹さんって呼んでね。高木くんのことは奈々って呼ぶからね」

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