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フェチ(28)

社長の手が僕の下半身に伸びてきた。
そしてガードルの上から股間を撫でるように触れてきた。
その瞬間、僕は身を固くした。
感じたわけではない。
何となく違和感を覚えたのだ。
その違和感はガードルに触れられている間ずっと存在していた。
やがて社長の手がガードルに入ってきた。
そして、ついに僕のペニスを握られた。
その途端、僕は正気に戻った。
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フェチ(27)

出勤にはいつもの服を着ていくことにした。
昨日買った服は紙袋に入れた。
デートを楽しみにしているなんて社長に思われたくなかったのだ。

その日は何となく二人の間によそよそしい雰囲気が漂っていたような気がする。
必要以上に意識していたせいかもしれない。
それでも何とか一日の仕事が終わった。

「それじゃ行こうか」
ようやく社長の口からデートのことが出た。
昨日のことをなかったことにされたら立ち直れなかったところだった。
僕はホッとすると同時にものすごくウキウキするような気持ちになった。
それを社長に感づかれるのは癪なので、あえて冷静を装った。
「ちょっと待っていただけますか。お化粧を直したいので」
僕は急いで昨日買った服に着替えた。
そして化粧を整えた。
化粧はできるだけナチュラルな感じに見えるよう最大限の注意を払った。

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フェチ(26)

次の日は社長の顔をまともに見ることができなかった。
顔を合わすとどうしても昨夜の夢を思い出してしまう。
すると間違いなく顔が真っ赤になるような気がするのだ。
顔を見ないでいると、どういうわけか股間に視線に行くようになった。
すると変な妄想が始まる。
僕は瑞季のようにフェラできるだろうか?
社長のペニスを受け入れることができるだろうか?
そんなことを考えてしまうのだ。
おかげでその日は社長との会話がギクシャクしたものになってしまった。
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フェチ(25)

「もう大きくなってる。だいぶ溜まってるのね。ベッドで続きしましょ」
瑞季にベッドに寝かされた。
そして僕が見ている前で、瑞季がゆっくり全裸になった。
過去には一緒に着替えたこともあったが、ほとんど瑞季のことは見ていなかった。
自分が変身していくこと、それだけが僕の興味だったからだ。
だからこうして瑞希の全裸を見るのは初めてのようなものだった。
そして初めて見る瑞季の全裸姿は最高に綺麗だった。
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フェチ(24)

僕は仕事で着ていた服装のまま、すなわち、女性の服装のまま、瑞季の部屋に行った。
「本当に来てくれたんだ」
「絶対に来てねって書いてあったからな」
「それにしても、最近大学で見ないと思ってたら、あんなところにいたのね。しかもそんな恰好で。バイトなの?」
「いや、就職だよ。女性としてあの会社に就職したんだ」
「大丈夫なの?そんなことして。会社の人は知ってるの?」
「もちろんだよ。僕が女装した男だって会社の人間は知ってるよ」
瑞樹は興味深々で僕の身体に触れんばかりに近づいてきた。
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フェチ(23)

秋が明けると秘書として仕事をこなすだけの毎日が待っていた。
僕は淡々と仕事をした。
社長は前の週に起こったことはまるで忘れてしまったように見えた。
僕もあえてそのことには触れようとしなかった。
それでも時々は昼食をともにすることがあった。
そんな機会に僕は北原社長自身のことをいろいろと聞いてみた。
もちろん社長個人のことが気になっていたからだ。
最初はそんな質問をしてくる僕に訝しげにしていた社長も答えてくれるようになった。
おかげで少しずつだが、北原社長のことが分かり始めていた。


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フェチ(22)

残された僕たちには話題はなかった。
智美さんが最後にあんなことを言ったものだから余計に話すことがなかった。
「智美さんも帰ったし、もうお開きにしません?」
僕は早くひとりになりたかった。
だからそう言ったのだが、返ってきた返事は僕の期待しないものだった。
「もう少しだけ上のバーでつき合ってくれないか」
北原社長がそう言った。
さすがにそのまま帰るのは余計に気まずいと思い、僕は応じることにした。
「あ、そうですね。そうしましょうか」
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フェチ(21)

「川瀬くん、今までありがとう」
智美さんの本当の最後の夜、僕は社長と智美さんとともに、高級なレストランにいた。
智美さんの最後の送別会だ。
「こちらこそ今までありがとうございました。直美ちゃん、社長のこと、よろしくね」
「あ、はい、任せてください。私こそ短い間でしたけど、いろいろありがとうございました」
「それじゃ始めようか」
僕たちはワインで乾杯した。
そして料理が運ばれてきた。
すごくおいしい料理だった。


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フェチ(20)

僕の秘書業務が始まった。
僕の仕事の大部分は社長のスケジュール管理と接客ということだ。

社長より早く出社して、その日のスケジュールを印刷して、机の上に置いておく。
社長が出勤したら、すぐに口頭でその内容を伝えるのだ。
社長は自らメールを使いこなすが、なかなかメール処理の時間がとれないため、メールの代筆もあるらしい。
さすがに最後は確認してから自ら発信するが、文章そのものは秘書が書いたものということも多いとのことだ。

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フェチ(19)

「塚本直美です。今日からお世話になることになりました。よろしくお願いします」

週が明けると、僕は北原の会社で皆の前で挨拶していた。
初日ということもあり、僕は白のスーツで決めていた。
皆の興味本位の視線が居心地を悪くする。
「塚本さんは今度退社する川瀬さんの後任として来てもらうことになった。みんな、よろしく頼む」
そう紹介された。
いよいよ僕の女性としての、直美としての社会人生活が開始されたのだ。


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