親父の花嫁(10)

8月25日 11:42


三郎はママに電話した。
「あっ、ママ。おはようございます」
「亜沙美ちゃん?どうしたの、こんな時間に?」
「えぇ、実は...」
三郎はどう言えばいいのか分からず、少し言いよどんだ。
「どうしたの?」
「実は昨日のお客さんに結婚を申し込まれちゃって」
「やっぱりね。何かあると思ってたのよ、わたしは。で、どうするの?」
「歳が離れてるけど、結婚してもいいかなぁって」
続きを読む
00:03 | 親父の花嫁 | comments (1) | trackbacks (0) | page top↑

親父の花嫁(9)

次郎はじっと三郎の顔を見ている。三郎はなぜか目蓋を閉じてしまった。
(何してんだよ、俺。キスを待ってるみたいじゃないか)
次郎の息を感じたかと思うと、三郎の唇に次郎の唇が重なった。
(親父にキスされちまった)
しかしなぜか嫌な感じはしない。三郎は両腕を次郎の背中に回した。
次郎は三郎の反応により自分の気持ちが受入れられたと思った。
(あっ、胸を触られてる)
三郎は次郎の手が乳房に伸びてきたのを感じた。
続きを読む
00:00 | 親父の花嫁 | comments (1) | trackbacks (0) | page top↑

親父の花嫁(8)

8月25日 1:15


終電もなくなり、店の中にはママと三郎と次郎の3人になった。
3人で取りとめのない話をして、時間だけが過ぎていった。
三郎にとっては久しぶりの父親の傍は居心地が良かった。
亜沙美になったことで不要な反抗心もなくなり、素直に自分を出せた。
三郎は次郎の横で座って、いつの間にか眠ってしまった。
「あらっ、亜沙美ちゃん、寝ちゃったのね。今日は何かとあって疲れてたのかもしれないわね」
「じゃあ、そろそろ帰るよ。お愛想を」
続きを読む
00:01 | 親父の花嫁 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

親父の花嫁(7)

8月24日 23:55


(えっ、親父...)
もうすぐ0時になろうかというタイミングでやってきた客を見て驚いた。
三郎の父親の次郎だったのだ。
「いらっしゃいませ。こちらにどうぞ」
三郎は動揺を抑えて言った。
「ビールとおつまみを適当に」
次郎は無愛想に注文した。
三郎は冷蔵庫からビールとコップを取り出し、次郎の前にコップを置いた。
「どうぞ」
次郎がコップを手に取るのを待って、三郎はコップにビールを注いだ。
続きを読む
00:04 | 親父の花嫁 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

親父の花嫁(6)

8月24日 15:04


亜沙美は三郎の待つ部屋に戻った。だらしなく寝ている元の自分の身体がいる。百年の恋も冷めるとはまさにこのことだ。亜沙美は自分の決心をさらに確かなものにした。
「由美ちゃんって可愛いわね。アタシ、由美ちゃんのセックスにはまっちゃいそう。このまま由美ちゃんのところに行っちゃおうかな?」
亜沙美は本心を隠しながら三郎を牽制した。
「俺はどうなるんだよ?」
続きを読む
00:02 | 親父の花嫁 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

親父の花嫁(5)

8月24日 7:15


二人が寝ていると、三郎の携帯がメールの着信を告げた。亜沙美が携帯を取った。
「『サブちゃん、会いたいな 由美』だって。誰よ、由美って」
「.....」
「言いたくないなら言わなくたっていいわよ、由美って娘に聞くから」
「ちょっと前から時々遊んでいる女だよ」
「ちょっと前って?」
「3ヶ月ほど前」
「ふ〜ん、あたしに食わせてもらってるくせに自分だけ楽しいことしてるんだ」
「.....」
続きを読む
00:05 | 親父の花嫁 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

親父の花嫁(4)

「ねっ、いいでしょ?もっと触ってあげようか?」
「ぁ...やめろ....おかしくなってしまう...」
「そうなの?だったら触んない」
「えっ......触って...ほしい.....です」
「そうならそうとさっさと言えばいいじゃない。本当に手間がかかるわね」
亜沙美は溝に沿って、何度も何度も指を上下させた。
「..ぁ...すごっ...い.....ぁ...ぁあ....ん...ん...ん...ん...」
「どう?気持ちいい?」
「...ん...んん...ん...ん...気持ち...い...い......ん..ん..ん..ん..」
「今度はどうされたい」
続きを読む
00:02 | 親父の花嫁 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

親父の花嫁(3)

亜沙美は執拗に乳首を攻撃した。乳首が亜沙美のウィークポイントなのだ。三郎は亜沙美にいいように弄ばれていた。
「あたしのおチンチン、大きくなっちゃった」
亜沙美は三郎の手をとって、亜沙美の股間に持っていった。三郎は元の自分のペニスの感触に驚き、さっと手を引っ込めた。
「サブちゃんって、元の自分の物なのに面白い反応するのね。本当に処女を相手にしてるみたいだわ」
亜沙美はこの状態が楽しくなってきた。
続きを読む
00:08 | 親父の花嫁 | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑

親父の花嫁(2)

「いてててて」
気がついたとき三郎はお腹に痛みを感じた。
三郎は自分のお腹に手をやった。
何だか随分出ている。
(何だ、これは?)
目の前に三郎の姿をした男がニタニタと笑ってこっちを見ている。
「へえ、アタシとサブちゃんが入れ替わっちゃったんだ」
この時点になって初めて三郎は自分の身体を見た。
さっきまで亜沙美が着ていたピンクのドレスと白いカーディガンを着ていた。
顔にまとわりつく長い髪が鬱陶しい。
続きを読む
00:04 | 親父の花嫁 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

親父の花嫁(1)

川原三郎は最低の男だ。
顔は細面でまあまあ良く、長身でスラッとしている。
いわゆるイケ面の部類に属するのだが、性格がだらしない。
働きもせず、女の稼ぎでその日暮らしをする。
いわゆる紐タイプなのだ。
父一人子一人の環境で育った彼は中学までは(勉強はともかく)優しくて思いやりのある人間だった。母親は三郎を産んで産後の肥立ちが悪く亡くなったらしい。母親がいない分、三郎と父親の繋がりは強かった。しかし、高校で悪い仲間ができたのがきっかけで、三郎の人生がおかしな方向に向かってしまう。
続きを読む
00:10 | 親父の花嫁 | comments (1) | trackbacks (0) | page top↑