無防備な憑依(21)

妻となった由梨は可愛い女の子を産んだ。
さらに二人目もお腹に入っている。

俺は幸せだ。
美人の妻と可愛い子供たちに恵まれて。
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無防備な憑依(20)

コンドームをつけない、いつも中出しというセックスを続けていたため、当然のように、俺は妊娠した。
妻とは結婚して10年間、子宝に恵まれなかったが、こういう状態になって子宝に恵まれるとは皮肉だ。
男は俺の妊娠に気づくといかにも興ざめという表情をした。
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無防備な憑依(19)

男は俺の上に覆いかぶさった。
「もっと素直になってみろよ」
俺は無駄に頑張るのに少し疲れていた。もう男でも女でもどっちでもいいような気がした。自分の気持ちに素直に従おうと思った。
男は俺を寝かせ、乳房や乳首に舌を這わせた。
「...あぁ...いぃ....」
俺は素直に感じたことを言葉にした。
「そうだ、その調子だ」
いつもより執拗に男の舌が全身に這い回った。
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無防備な憑依(18)

男は俺の口からペニスを抜くとベッドに仰向けに寝た。
「さて次はどうする?俺は動く元気もないんだ」
俺は男の腰の辺りにまたがった。男のペニスを右手で固定し、そこにゆっくりと腰を下ろした。
「...ん...んん.....」
男のペニスがしっかりと俺の中に入った。子宮に当たっている。
「今日は積極的だねぇ〜。次はどうするんだ?」
俺は上下に腰を動かした。子宮が突かれるのが実感できる。
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無防備な憑依(17)

「ただいま」
相変わらず男は暗いままテレビを見ていた。
「遅かったじゃねえか。それじゃ早速やるぜ」
男は待ちかねたように俺を寝室に引っ張って行った。
「なんだ?シャンプーの匂いがするぞ。それに...男の匂いもする」
男は俺の顔に鼻を近づけ、クンクン臭いをかいだ。
「だって合コンに行ったんだもん、男の人もいるでしょ?」
俺は焦っていたので、普通に女言葉で言い返してしまった。
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無防備な憑依(16)

気がついたときにはどこかの部屋で横になっていた。
横にはコンパで一緒だった男がいた。名前も覚えていない。少なくとも多田ではなかった。
「やっと気がついたか。ここまで連れてくるの大変だったんだぜ」
俺は一瞬状況を把握できなかった。しかし男の胸板が見え、自分もブラジャーとショーツだけになっていることに気がつくと、一気にアルコールも醒めたような気がした。おそらく酔い潰れた俺はラブホテルに連れ込まれたのだろう。
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無防備な憑依(15)

金曜の仕事が終わると、俺は合コンに行った。もちろん女性として参加するのは初めてだ。俺は朝からウキウキしていた。男どもは俺に対してすけべそうな視線を送ってくる。なぜかそれが嫌だとは思わなかった。
まず初めに自己紹介が始まった。
「水沢由梨。22歳です」
「由梨ちゃんって言うのか。可愛いよね。彼氏はいるの?」
「決まった人はいませーん」
「へぇ、じゃ僕たちにもチャンスがあるんだ。今日来て良かったぁ」
「俺も立候補するぞ」
「俺も」
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無防備な憑依(14)

(あ〜、やっと一日が終わったぁ)
俺が帰ろうとすると藤野が声をかけてきた。
「ねえ水沢さん、週末何か用事ある?」
「はい、ちょっと」
「合コンがあるんだけど女の子が一人足りないのよ、あなただったら可愛いし男性陣も喜ぶと思うんだけど」
(女として合コンか、ちょっと面白そうだな)
と思ったが、そういう事態ではない。
「ごめんなさい。本当にその日は用事があるんです。また次の機会に誘ってください」
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無防備な憑依(13)

俺は水沢由梨として会社に行かせてもらうよう男にお願いした。
一応言い訳としてはいつまでもこんなことしているとお金がなくなるということ言った。
しかし本音は、一日中男と一緒にいて、ずっとセックスしていると、俺自身がおかしくなりそうだからだ。
さすがに男も金がなくなるのは困ると思ったのかどうかは定かではないが、俺が会社に行くことだけは許してくれた。
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無防備な憑依(12)

「久しぶりに実体に入って行動するだけでも疲れるのに、その上 短い間に3回もセックスすると、さすがに疲れるぜ」
そう言ったかと数秒で男は裸のまま寝入ってしまった。

俺はベッドから起き出した。3回目だというのに少なくない精液が放出されたのだろう。俺の中から男の放った精液が流れ出てきた。気持ち悪かったが、それより妻のことが心配だ。俺は魂が抜けたように床に転がっている妻を起こそうと手を取った。
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