再会(22)

大学卒業と同時に二人は結婚することになった。
すでに恭子(雅和)のお腹には二人の愛の結晶が結実していたのだ。
これは初めての体験のときにできたようだ。
初めて結ばれた時点で二人ともいつかは結婚したいと思っていたのだが、この妊娠が分かった時点で大学卒業後すぐということに決めた。
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再会(21)

雅和(恭子)は恭子(雅和)のキスに応じながら右手で恭子(雅和)の乳首を軽く摘まむように刺激を与えていた。恭子(雅和)は声をあげたかったが、雅和(恭子)の唇で口を押さえられているため、声をあげられなかった。それどころか息も満足にできずに少し苦しくなってきた。恭子(雅和)は身体をよじって雅和(恭子)から逃れようとした。しかし、雅和(恭子)がしつこく唇を合わせた状態のままにするので、なかなか逃れることができなかった。乳首に与えられる快感で気が遠くなるような思いだった。
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再会(20)

雅和(恭子)は優しくキスをして、すぐに乳房に舌を這わせた。
しかし雅和(恭子)にとってはかつての自分とのセックスということで、異常に興奮していて、過去の女性経験なんて何の意味もなくなっており、精神的には童貞と同じだった。
恭子(雅和)は少しは気持ち良さを感じていたが、同じように緊張からかあまり感じることはなかった。
雅和(恭子)は少しすると乳房を舐めながら、恭子(雅和)の股間の溝に指を這わせた。
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再会(19)

何の進展もなく3年の月日が経った。
二人の関係がキス以上の関係には進まなかったのは、そういう雰囲気になっても恭子(雅和)が強く拒絶するためだった。恭子(雅和)には次のステップに進む思い切りがなかなかつかないようだった。

大学4年のクリスマスイブ、雅和(恭子)は恭子(雅和)と都内のホテルのレストランで食事をしていた。雅和(恭子)はスーツで、恭子(雅和)は清楚なワンピースで着飾っていた。
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再会(18)

やがて車は海が遠くに見えるところで停まった。
二人とも口を開かなかった。
何分も何十分もそんな状態が続いた。
恭子(雅和)は居たたまれなくなって口を開いた。
「言いたいことがあるんならさっさと言ってよ」
「...あたしたちが入れ替わってから4年が経つよね」
雅和(恭子)はようやく言葉を発した。恭子(雅和)は言葉の続きを待った。
「その後、あたしは山元雅和としてそれなりに楽しい時を過ごすことができた」
「それはわたしだって」
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再会(17)

その日、恭子(雅和)は雅和(恭子)が綾子と歩いているのを目撃していた。
綾子は親しげに雅和(恭子)の腕に自分の腕を絡ませている。
雅和(恭子)は見てはいけないものを見てしまったような気になり、逃げるようにその場を去った。
家に着き、自分の部屋でひとりになると無性に悲しくなった。
(どうしちゃったんだろう?)
雅和(恭子)と綾子の楽しそうな姿が脳裏にこびりついて離れない。
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再会(16)

その日の夜、雅和(恭子)は見たことのないアドレスからのメールを受け取った。
開けてみるとどうやら綾子のようだった。

山本さんへ
近藤綾子です。私のこと、覚えてくれてました?覚えてもらってたら嬉しいな。明日なんですけど会えませんか?恭子には内緒で。

PS
山本さんのアドレス、恭子に教えてもらいました。最初は教えてくれなかったけど、私の粘り勝ちで山本さんのアドレスをゲットしちゃいました。

(山元っていう字、間違えてる)
そんなことを思いながらも雅和(恭子)は了解のメールを返した。

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再会(15)

「あのぅ〜、あたし、近くの駅まで送ってもらっていいですか?」
綾子が申し訳なさそうに言った。
「ああ、もちろん」
雅和(恭子)の言葉に綾子はリアシートに滑り込んだ。
「そこじゃ降りにくいから私が後ろに座るわよ」
恭子(雅和)は降りるときのことを考えての提案だった。
「だって助手席は彼女の席って決まってるじゃない」
「だからそんなんじゃないってば」
「本当にいいの?」
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再会(14)

次の日、恭子(雅和)が友達の綾子に会うと開口一番こう言った。
「恭子、何か良いことあったでしょ?」
「別に何もないわよ」
「嘘。絶対何か良いことあったはずよ。だって今までに見たことないくらい良い顔してるもん」
「今までそんなにひどい顔だった?」
「そういう意味じゃなくって、何て言えばいいかな?....そう、眼よ、眼。眼の輝きがすっごく綺麗なの。その眼は絶対に恋をしてる眼よ、きっと。そうでしょ?」
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再会(13)

二人は近くのマクドナルドに行き、向き合った。
しばらくは二人とも口を開かなかった。
ようやく話し出したのは雅和(恭子)だった。
「大学はこっちなの?」
「うん、パパが4月から戻ることが決まったからパパとママとわたしで戻ってきて、前と同じとこに住んでるの。お兄ちゃんは大阪の会社に入ったからそのまま向こうにいるけど」
「へぇ、そうなんだ。それにしても綺麗になったわね?」
「ねぇ、そんな話し方やめてくれない?おかまみたいじゃないの」
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