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虐めの復讐(4)

「和彦!」
あの男の声が部屋中に響き渡った。
「ちぇ、あとちょっとだったのに。見つかっちまったか…」
和彦はそうつぶやき、そしてスピーカーに向かって叫んだ。
「オジキ、べつにいいじゃん。俺、こいつに虐められてたんだぜ。仕返しくらいさせてくれたっていいだろう?」
「ダメだ、すぐに戻ってこい!」
和彦は「オジキを怒らせると怖いから」と言って部屋を出て行った。

部屋には再び龍太独りになった。
和彦に続く輩がまた入ってくるかもしれない。
しばらくの間はそう警戒して、ドアを睨みつけていた。

30分ほど警戒をしていたが、もう入ってくるような奴はいないようだ。
龍太は警戒を解いて、目を閉じた。

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12:39 | 虐めの復讐 | comments (0) | trackback (-) | page top↑

虐めの復讐(3)

沙亜矢です。
ようやく虐めの復讐の執筆を始めます。
最初の方は3年も前なので、以下にリンクを作っておきます。

虐めの復讐(1)はこちら
虐めの復讐(2)はこちら



気がつくと、辺りには人の気配はなかった。
どうやら自分の女性器を見て、ショックのあまり気を失っていたようだ。
手足の拘束は外されていた。
龍太は上半身を起こした。
白いガウンを着せられていた。
さっき見たのは見間違いだった。
そうあってほしいとガウンの紐を解いた。
そして股間に目をやった。
視界に髪の毛が入ってきた。
「?」
龍太は自分の髪を触った。
鎖骨にかかるほどの長さになっていた。
引っ張ると痛い。
ウィッグではなさそうだ。
いつの間にこんなに伸びたんだ?
身体を女にされたんだ。
髪を伸ばすくらい簡単にできるのだろう。
そう思い、あらためて下半身に目をやった。


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00:51 | 虐めの復讐 | comments (0) | trackback (-) | page top↑

虐めの復讐(2)

沙亜矢です。
GWが終わってしまいました。
ご存知の通り、あまり旧作品のアップはそれほど進んでいません。
お詫びを兼ねて、最初の部分だけ書いて放置していた新作の続きを書きましたので、掲載します。


扉が開いた。
そして何人かの男たちが入ってきたようだ。
身体を動かせない龍太は足音や話し声でそのことを感じていた。
「九鬼のやつ、マジで女の身体になってるじゃん」
「あの話って本当だったのか」
「信じられねえ」
10人以上はいるようだ。

「龍太、いい樣だな」
龍太の視界に入ってきたのは三雲和彦だった。
その背後に数人の男がいることが天井の鏡に映っていた。
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23:27 | 虐めの復讐 | comments (1) | trackback (-) | page top↑

虐めの復讐(1)

沙亜矢です。
今後作品を読み直される方々のために、以前のように記事をカテゴリで分けておくことにします。
以下の記事は4月12日に投稿した記事の再掲です。
新しい内容はまったくありません。
悪しからずご了承ください。



九鬼龍太。
九鬼という姓はそれなりに歴史のある姓らしい。
しかし子供にとってはそんなものは関係ない。
名前に入った「鬼」と「龍」。
この名前のおかげで小さい頃から虐めの対象になった。
幼いころは泣かされてばかりだった。
しかし、小学校に入る前には反撃することを覚えた。
からかう奴らには絶対に挑みかかった。
とにかく喧嘩をした。
相手の身体がいくら大きくてもビビることはなかった。
小学校高学年になると同じ町の中学生でも負ける奴はいなくなった。
中学生になると、町全体に悪名が広まっていた。
親でさえ見て見ぬ振りだ。
警察にも睨まれていた。
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13:11 | 虐めの復讐 | comments (0) | trackback (-) | page top↑
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