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フェチ(26)

次の日は社長の顔をまともに見ることができなかった。
顔を合わすとどうしても昨夜の夢を思い出してしまう。
すると間違いなく顔が真っ赤になるような気がするのだ。
顔を見ないでいると、どういうわけか股間に視線に行くようになった。
すると変な妄想が始まる。
僕は瑞季のようにフェラできるだろうか?
社長のペニスを受け入れることができるだろうか?
そんなことを考えてしまうのだ。
おかげでその日は社長との会話がギクシャクしたものになってしまった。
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フェチ(25)

「もう大きくなってる。だいぶ溜まってるのね。ベッドで続きしましょ」
瑞季にベッドに寝かされた。
そして僕が見ている前で、瑞季がゆっくり全裸になった。
過去には一緒に着替えたこともあったが、ほとんど瑞季のことは見ていなかった。
自分が変身していくこと、それだけが僕の興味だったからだ。
だからこうして瑞希の全裸を見るのは初めてのようなものだった。
そして初めて見る瑞季の全裸姿は最高に綺麗だった。
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そろそろ終了させたいと思ってます

沙亜矢です。
「フェチ」を書き始めてかなりの時間が経ってしまいました。
ダラダラと書いているせいか、自分でも落としどころを見失ってます。(^o^;)
そろそろ(無理やりにでも)終わりにして、新しい作品を書きたいと最近強く思うようになりました。
強制女性化妄想で新しい短編は数だけはそれなりに書いているのですが、やはり私の好きなのはもう少しストーリーのある「小説」です。
だから、「フェチ」は年内に終了させたいと思います。
今のペースだとあと2回か3回くらいでしょうか、掲載するのは。
どうエンディングに持っていこうかしら…。

23:04 | 未分類 | comments (0) | trackback (-) | page top↑

フェチ(24)

僕は仕事で着ていた服装のまま、すなわち、女性の服装のまま、瑞季の部屋に行った。
「本当に来てくれたんだ」
「絶対に来てねって書いてあったからな」
「それにしても、最近大学で見ないと思ってたら、あんなところにいたのね。しかもそんな恰好で。バイトなの?」
「いや、就職だよ。女性としてあの会社に就職したんだ」
「大丈夫なの?そんなことして。会社の人は知ってるの?」
「もちろんだよ。僕が女装した男だって会社の人間は知ってるよ」
瑞樹は興味深々で僕の身体に触れんばかりに近づいてきた。
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00:32 | フェチ | comments (0) | trackback (-) | page top↑

フェチ(23)

秋が明けると秘書として仕事をこなすだけの毎日が待っていた。
僕は淡々と仕事をした。
社長は前の週に起こったことはまるで忘れてしまったように見えた。
僕もあえてそのことには触れようとしなかった。
それでも時々は昼食をともにすることがあった。
そんな機会に僕は北原社長自身のことをいろいろと聞いてみた。
もちろん社長個人のことが気になっていたからだ。
最初はそんな質問をしてくる僕に訝しげにしていた社長も答えてくれるようになった。
おかげで少しずつだが、北原社長のことが分かり始めていた。


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11:21 | フェチ | comments (0) | trackback (-) | page top↑

フェチ(22)

残された僕たちには話題はなかった。
智美さんが最後にあんなことを言ったものだから余計に話すことがなかった。
「智美さんも帰ったし、もうお開きにしません?」
僕は早くひとりになりたかった。
だからそう言ったのだが、返ってきた返事は僕の期待しないものだった。
「もう少しだけ上のバーでつき合ってくれないか」
北原社長がそう言った。
さすがにそのまま帰るのは余計に気まずいと思い、僕は応じることにした。
「あ、そうですね。そうしましょうか」
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フェチ(21)

「川瀬くん、今までありがとう」
智美さんの本当の最後の夜、僕は社長と智美さんとともに、高級なレストランにいた。
智美さんの最後の送別会だ。
「こちらこそ今までありがとうございました。直美ちゃん、社長のこと、よろしくね」
「あ、はい、任せてください。私こそ短い間でしたけど、いろいろありがとうございました」
「それじゃ始めようか」
僕たちはワインで乾杯した。
そして料理が運ばれてきた。
すごくおいしい料理だった。


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23:14 | フェチ | comments (1) | trackback (-) | page top↑

フェチ(20)

僕の秘書業務が始まった。
僕の仕事の大部分は社長のスケジュール管理と接客ということだ。

社長より早く出社して、その日のスケジュールを印刷して、机の上に置いておく。
社長が出勤したら、すぐに口頭でその内容を伝えるのだ。
社長は自らメールを使いこなすが、なかなかメール処理の時間がとれないため、メールの代筆もあるらしい。
さすがに最後は確認してから自ら発信するが、文章そのものは秘書が書いたものということも多いとのことだ。

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フェチ(19)

「塚本直美です。今日からお世話になることになりました。よろしくお願いします」

週が明けると、僕は北原の会社で皆の前で挨拶していた。
初日ということもあり、僕は白のスーツで決めていた。
皆の興味本位の視線が居心地を悪くする。
「塚本さんは今度退社する川瀬さんの後任として来てもらうことになった。みんな、よろしく頼む」
そう紹介された。
いよいよ僕の女性としての、直美としての社会人生活が開始されたのだ。


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フェチ(18)

どうしよう?
もう少しこのまま就活を頑張ろうか。
しかし、これまでの実績から考えると就職内定をもらえるのは望み薄のような気がする。
いっそのこと女性として北原の会社に就職しようか。
そうすればとりあえずは仕事に就くことはできる。
しかし、それで就職できたとしても、絶対に問題が起きるだろう。
そうなると傷つくのは僕自身なのだ。

かなりの時間、いろいろ考えた。
いくら考えても、いくら悩んでいても堂々巡りだ。
結論は出そうもなかった。
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08:50 | フェチ | comments (0) | trackback (-) | page top↑